鉄筋コンクリート造りの頑丈なマンションでも、年数の経過とともに老朽化・劣化が進んでいきます。そこで、適切な時期に適切な方法で修繕を行う必要があります。傷みがひどくなる前に計画的な修繕を行う事が、建物や設備の寿命を延ばすことにつながります。専有部分を囲んでいる外壁・スラブ(床コンクリート)・柱・梁や全体の配管や電線及び電気・設備機器は共用部分であり区分所有者全員の共有財産です。みなさんの責任で維持管理し、修繕を行う必要があります。そのために、10年、20年、30年先を予測し、その対策を立ててそれぞれのマンションに合った長期修繕計画も建物の維持管理には欠かせません。立地条件や物価の変動により修繕項目・周期や工事金額の見直しを定期的に行い、その物件にあった修繕計画表を作成することが大切です。
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