検討することが多く、着工までに長い時間が必要な大規模修繕を、
ポイントとなる項目で区切ってわかりやすくチャートにしました。
代表的な工程を追いながら、全体の流れをちょうどよく把握できます。
実体験にもとづくエピソードやアドバイスも参考にしてください。
検討することが多く、着工までに長い時間が必要な大規模修繕を、
ポイントとなる項目で区切ってわかりやすくチャートにしました。
代表的な工程を追いながら、全体の流れをちょうどよく把握できます。
実体験にもとづくエピソードやアドバイスも参考にしてください。
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私たちのマンションも住み始めて、もう10年。 ![]() |
大規模修繕工事の検討を始めるのは、だいたい2年前ぐらいからです。あらかじめ定められた長期修繕計画案にそって検討するのが通常の流れです。まずは建物の状態を把握するために一次調査を実施しましょう。 |
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「修繕積立金」を確認。工事の資金は問題なさそう。工事範囲や仕様の検討、建物診断の実施などやるべきことはたくさんある。そうそう、修繕委員会も設置しなくては。どこから手をつけよう…。 |
大規模修繕の準備には、費用の算出や施工会社の選定など、管理組合の方だけで判断をするには難しい項目が多くあります。管理会社に相談したり、早い時期からコンサルタント会社を頼んだりするのもひとつの方法です。 |
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管理会社に任せるというやり方、自分たちで決めるというやり方、コンサルタント会社を導入するというやり方、いろいろな方法があるんだって。理事会での話しあいの結果、プロの目でチェックしてもらうためにコンサルタント会社を導入することになりました。それと建物の状態をもっとよく調べるために、「建物診断」も行うことにしました。 ![]() |
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大規模修繕を実施する方針を理事会で内定し、総会にはかりました。なぜこの大規模修繕が必要かを総会で説明するのは、けっこう大変でした…。 ![]() |
どうやって住民の方の参加意識を高めるかも大切な検討課題です。すでに壊れている場所の修繕工事なら納得も得やすいでしょうが、将来に備えての修繕なら考え方の違いも生じがちです。多くの意見を出しあえるように、総会前に住民の方にアナウンスしたり、総会への積極的な参加を呼びかけておきたいところです。 |
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この先は、検討すべきことがだんだん専門化してくるので、コンサルタント会社に入ってもらうようにしました。これでちょっとひと安心。 ![]() |
コンサルタント会社は、専門家としての知識やノウハウを生かして、工事範囲や修繕方法などを提案します。また管理組合の方との打ち合わせを行うなど、大規模修繕をスムーズに進める役目を果たします。穴吹コミュニティは管理業務だけでなく、大規模修繕のコンサルタント業務を請け負うことも可能です。とくに設計や技術に精通したスタッフを多くそろえ、大規模修繕に対する具体的なアドバイスを的確に行います。 |
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修繕が必要な箇所を詳しく調べるために「建物診断」を行いました。 ![]() |
建物診断は修繕箇所を決めるための基礎的な資料になります。 |
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コンサルタント会社のアドバイスを元に、工事範囲や仕様を検討しました。ここで見積りをとる項目は、だいたい決まってきました。 ![]() |
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施工会社についてコンサルタント会社に相談をしたところ、複数の施工会社からの見積りを比較して決めるのが住民の納得を得やすいのでは、とアドバイスをもらい、3社に見積りの依頼をしました。 ![]() |
施工会社への見積りは、複数の会社に依頼するケースが多いようです。施工会社への説明などはコンサルタント会社が代行します。公正を期するためにも施工会社の公募や入札方式の検討を行ってみるのもよいでしょう。 |
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何度も検討を重ねてきたせいか、総会ではすんなりと決まってホッとしました。さあ、これからが工事の本番です。 ![]() |
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階ごとの工事の進み方や洗濯物の干し方、子供のいる家庭への注意など細かいことまで説明してくれました。エントランスに毎日掲示が出るそうです。それにしても今日の説明会は、参加者が総会より多かった気が…(笑)。 ![]() |
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工事の進捗状況や施工状態を自分の目で確認できたのでちょっと安心しました。 ![]() |
大規模修繕が予定通り進んでいるか、設計図通りに施工されているか、第三者の立場で工事監理を実施する工事監理会社を採用するケースもあります。穴吹コミュニティは設計や技術、工事監理に精通したスタッフを多くそろえているので、工事監理を請け負うことも可能です。 |
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いろいろありましたが、やっと竣工までたどり着きました。終わってみれば、長いような短いような…。新しくなったマンションはやっぱり気持ちがいい! ![]() |
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工事は終わったけれど、また点検が。マンションの維持・管理には終わりはないんですね。 ![]() |
工事を担当した施工会社が、保証書にもとづいたアフター点検を行うのが一般的です。 |